先の戦争

虚構新聞社が今月4、5日の両日におこなった世論調査によると、「先の戦争について日本人は反省すべきか」という質問に対し、「全く必要ない」「必要ない」と答える回答が98%にのぼることが明らかになった。「必要ない」と答える割合は、戦後の調査以来最も高く、先の戦争に対する国民の評価が固まりつつあることがうかがえる。

虚構新聞社による「先の戦争に対する責任感」調査は、毎年8月に行なわれている。今年度の調査では「先の戦争に対して日本人として反省すべきか」など、4項目について、2000世帯に質問。うち8割以上の有効回答数を得た。

調査の結果、「先の戦争について日本人は反省すべきか」という質問に対し、「全く必要ない」という回答が84%にのぼり、「必要ない」の14%を含めると、98%の国民が先の戦争について反省する必要がない、との認識を示したことになる。この結果は戦後の調査以来最高値。

また、自由回答で「反省する必要がない理由」について調査したところ、「日本の問題だから」という回答が8割以上を占め、先の戦争を国内問題としてとらえる傾向が顕著に見られた。

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(中略)
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〈調査方法〉 京都市の2000世帯を無作為抽出、電話による質問を行い、1673人から回答を得た。有効回答率は83.7%。

京都で「先の戦争」って言うと「応仁の乱」のことらしい……ってことを知らないと、このネタは分かりにくいかもなぁ。